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警察官のけん銃の取扱い

けん銃については、市民が持つことのできない警察官の武器だけに厳しく管理されています。

けん銃を撃てるから警察官を目指している、という人もいるかもしれませんね。

そういう方はちょっとやめた方がいいかもしれませんが。。

けん銃は、けん銃庫という部屋に格納されています。

当然鍵がかかっており、鉄の扉を開ける必要があります。

簿冊でも一丁一丁管理されており、

参考記事 警察官の約3%が精神面などの問題で「拳銃不可」と判断 NEWSポストセブン

けん銃庫には一人で入ることはできず、必ず他の警察官が立会いのもと携行することが決まりになっています。



警察学校では

警察学校の場合ですとけん銃の授業の担当教官が立会人をし、入校生一人一人にけん銃を手渡しします。

当然、弾は射撃場で撃つ前にのみ配られますし入校生は弾の管理はさせてもらえません。

けん銃の授業は、最初は「警察官等けん銃使用及び取扱い規範」の14条 けん銃の安全規則の暗記と唱和から始まります。

ひとつ!けん銃を手にしたときは、回転式けん銃にあつては弾倉を開き、自動式けん銃にあつては・・

と授業が始まる前に全員で唱和していました。

安全規則は全て暗記します。

条文参考サイト マークポイント六法 警察官等けん銃使用及び取扱い規範

その後はけん銃の各部の名称の暗記、取り出せる場合、威嚇射撃をする場合、掃除の仕方、取り出し方、構え方、空撃ちなどを順を追って教わります。

けん銃は貸与式も実施されますし、実射ができるのはだいぶ先です。

警察学校入校中には、けん銃検定が行われます。

初級、中級、上級があり、初級の取得は卒業条件になっています。

また、初任補修科として再度入校したときに中級の試験が実施されましたが、中級は取得しなければいけないものではありません。

私の期では、4人に1人くらいの合格率でした。

私は当然落ちました。。

メンタルの要素が大きいと感じましたね。

あの、パンッと撃ったときに手に振動が伝わる感覚は忘れないと思います。

ちなみに、警察礼式の授業「点検教練」でも拳銃は使用します。

警察署では

警察署に配属後は、交番勤務になります。

朝出勤して翌昼頃に帰宅できるような勤務体系です。

出勤して制服(勤務の場合は活動服)に着替えると、けん銃を装着しなければなりません。

けん銃庫の手前には、どのけん銃をどの職員がどの警察官の立会のもと出庫したかを簿冊に明確に記さなければなりません。

勤務が終わって、けん銃を下すときも同様です。

立ち合いのできる警察官は巡査部長以上の階級の者です。

一人だけ、または巡査同士では出し入れすることができないのです。

このあたりのことは上のNEWSポストセブンの参考記事に書かれています。

ちなみに、けん銃は持てない警察官もいます。 軽勤務の警察官 参照

勤務中は

常に携行しておかなければなりません。

トイレで用をたすときも、トイレの個室に持ち込まなければならないのです。

もし一般の人に盗まれたら一大事ですからね。

よく、駅や警察署のトイレでけん銃を置き忘れたというニュースがありますが、つい忘れてしまう気持ちは分からなくもないですね。

当然始末書などの処分が下るでしょうが。

夜、交番で仮眠するときはけん銃を外します。

どうするのかというと、交番にも小さなけん銃庫があるのでそこにしまいます。

施錠もちゃんとしてから寝ます。

このとき簿冊はさすがにないですが・・

刑事課や交通課の警察官は普段は携行していません。

大きな事件があったときには、刑事課はそのときに着装してから出動します。

夜間の当直体制になると通常署内勤務の警察官も携行します。

そういえば、交通課の職員はいつ携行しているのだろうか・・

まとめ

けん銃は簿冊と鍵と幹部の立ち合いによって厳正に管理されています。

けん銃に関しては、書けないこともあるのでこの辺で。。

他の装備品について知りたい方は 地域警察官の装備、携行品 参照